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遺産分割協議書について

2020/09/17

今回は、遺産分割に必要な遺産分割協議書についてお話ししてみたいと思います。

 

亡くなった方(被相続人)の相続人になった場合に、相続放棄をしないならば、遺産分割について考える必要が出てきます(相続人があなたひとりだけならば、遺産分割の必要はありませんが)。

遺言があれば基本的にはその内容に従うことになるのですが、遺言がないとなると、他の相続人との間で遺産をどう分けるかを話し合わなければなりません。

被相続人が亡くなった後に、相続人全員で遺産分割について話し合うことを「遺産分割協議」といいます。

全員で一堂に集まって話し合う必要はありません。最終的に全員が遺産の分け方について合意に至ることができ、その合意内容を記載した書面に全員が署名押印等できるならば、協議の方法は問われません。

 

この書面、つまり、「遺産の分け方についての相続人全員の合意内容を記載した書面」が遺産分割協議書です。

この書面の作成、授受も郵送などで大丈夫です。
 


▼遺産分割協議の進め方

相続人全員が納得すれば、どのような分け方をしてもかまいません。

相続人のうちひとりだけがすべての遺産を取得するという内容でもかまいません。

相続人全員の間で遺産の分け方が決まったら、その内容を遺産分割協議書にまとめていきます。


▼遺産分割協議書の重要性

遺産の分け方について口頭で合意しただけだと、第三者にはわかりません。


実際に被相続人名義の預金を解約したり、不動産の名義変更登記をするには、銀行や法務局に遺産分割協議書を提出することが必要となります。

 

また、仮にすぐに名義変更等をしない場合でも、必ず遺産分割協議書は作成しておきましょう。
せっかく話し合って合意に至っても、その証拠となる書面を残しておかないと、後々その合意の存在は否定されてしまうリスクが高いのです。



▼遺産分割協議書の書き方

遺産分割協議書の書き方に特に決まりはありませんが、第三者が読んでも十分に理解できるくらいに明確である必要がありますので、ひな形を活用するようにしましょう。

インターネットでも、「遺産分割協議書 書式」等のキーワードで検索すれば、いろいろな参考例が出てくるはずです。


手書きでもダメということはありませんが、加除訂正が適式になされていないと、提出先によっては受け付けてくれないこともありえますので、やはりパソコンで作成するのが望ましいでしょう。


少しでも不安がある場合は、ぜひ弁護士に相談してみてください。