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遺産相続の割合について

2020/07/13

今後、遺産相続が発生した場合、どのくらいの割合で財産を受け取ることができるのか、気になる人も多いのではないでしょうか。
今回は、遺産相続が発生したときにもらえる財産の割合やその変更方法について解説していきます。

▼遺産相続の優先順位
・被相続人の配偶者
・第1順位:被相続人の子(直系卑属)
・第2順位:被相続人の親(直系尊属)
・第3順位:被相続人の兄弟姉妹(傍系血族)
※被相続人に配偶者が存在する場合、配偶者は常に相続人となります。配偶者以外については、第1順位がいれば第1順位のみが、第1順位がいなければ第2順位のみが、第1順位も第2順位もいなければ第3順位が相続人となります。
では、それぞれの相続の割合についてみていきます。

▼法定相続分について
誰と誰が相続人になるかによって、それぞれの相続人がどれくらいの割合で遺産を受け取ることができるのかが変わってきます。
■配偶者のみの場合:配偶者100%
配偶者のみの場合は、配偶者がすべて受け取ることになります。

配偶者がいなければ第1順位が、第1順位もいなければ第2順位が、第1順位も第2順位もいなければ第3順位が、それぞれ100%となります。
■配偶者と子の場合:配偶者1/2、子(全員で)1/2
配偶者と子の場合は、配偶者が1/2を相続し、残り1/2を子が受け取ります。子が複数いる場合は、その1/2を子の人数で均等に分けた割合になります。
■配偶者と親の場合:配偶者2/3、親(全員で)1/3
父母の両方が生きている場合、配偶者が2/3を相続し、父母は1/3を2人で均等に分けた割合、つまり各1/6を相続します。
■配偶者と兄弟姉妹の場合:配偶者3/4、兄弟姉妹(全員で)1/4
子がおらず、親・祖父母もすでに亡くなっている場合は、配偶者と兄弟姉妹が相続人となり、配偶者が3/4、兄弟姉妹が残り1/4を受け取ることができます。

▼指定相続分
上記の割合は法定相続分といいますが、これは遺言によって変更することができます。被相続人が自分の意思で相続の割合も決めることができるのです。これを指定相続分といいます。

法定相続分よりも指定相続分が優先されることになります。
▼遺産分割協議で話し合う

被相続人が遺言を残さなかったとしても、相続人全員で遺産分割協議を行い、全員が同意すれば、法定相続分の割合を変更することができます。

以上、相続が開始した場合にそれぞれの相続人がもらえる財産の割合とその変更方法についてざっと紹介しました。
代襲相続や数次相続が発生していると、法定相続分の割合の判断も難しくなることがありますが、お悩みの方はお気軽にご相談ください。