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養子縁組をした子どもに遺産相続の権利はあるのか

2020/06/28

「養子にも遺産をもらう権利はある?」「養子は実子と同じように遺産を相続できる?」
など、養子縁組をしている子どもの遺産相続について疑問がある方はいませんか?
今回は養子縁組の仕組みや養子の相続についてまとめました。
▼養子縁組とは
養子縁組は、血縁関係のない他人の子どもを法的に自分の子どもとして扱えるようにする制度です。
この養子関係にある親子を「養親」「養子」といいます。
養子縁組には「普通養子」と「特別養子」の2種類があります。
■普通養子
実親との間にも養親との間にも法的に親子関係がある状態。
実子の結婚相手を養子にする場合や、前婚の配偶者との間にできた子どもを再婚相手の養子にする場合は普通養子となります。
■特別養子
実親とは法律上の親子の関係を断ち(ただし例外的に近親婚を回避しなければならない関係は残ります)、養親との間にのみ親子関係を認める制度です。
この制度は、諸々の事情から実親において養育することができない子どもを別の家庭で実子のように育てられるようにするために設けられました。
▼養子は相続人になれるのか
他人の子どもであっても養子縁組をすれば法的には親子の関係になりますので、養子も遺産を相続する権利を得ます。
また、実子か養子かで権利の内容に差が生じるわけではなく、養子も実子と同じように遺産を相続することができます。
ただし、普通養子なのか特別養子なのかによって、次のような違いがあります。
■普通養子
養親の遺産・・・相続できる
実親の遺産・・・相続できる
普通養子の場合は、養親との間にも実親との間にも親子関係があるので、養親の遺産についても実親の遺産についても相続する権利があります。
■特別養子
養親の遺産・・・相続できる
実親の遺産・・・相続できない
特別養子の場合は実親との親子関係を断っているので、実親の遺産については相続権がなく、養親の遺産についてのみ相続する権利があります。
▼養子の相続でお悩みの方は弁護士に相談しましょう
今回は養子縁組をした子どもの相続権について紹介しました。
さらにこみいったケースでわからない点がある場合は、弁護士に相談することで解決できるかと思います。
練馬法律事務所でも相続分野のご相談は数多く取り扱っておりますので、是非一度お問い合わせください。